中小企業社長の分析と戦略を立てる力

テンポスの創業社長、森下篤史の日々、経営で感じることを記事にしていきます。

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社長の絶対条件。その条件とは、
①目標に向かってひたむき
②実績をあげる
③高い目標に挑戦、創意工夫を続ける

しかし、なんにせよ②の実績をあげるのは何をおいても絶対条件だ。自分の時間の90%は実績(売上)をあげるために使う。残り10%は将来のために使う。将来のためにやる事は、どんな会社にするかを決めて、部下を将来に向かわせる。どんな会社にするかは、大局的(全体を見通したうえで)、戦略的見地から自社の現状分析をして決めていく。

しかし、本当は中小企業の場合は大局的見地などいらない。今月来月の売上を心配している企業が、市場分析だのビジョンだので遊んでいる暇はないからだ。そこを踏まえたうえで、大局的見地で次の4つを分析し戦略を立てるならば、

①自分の会社の創立から現在の流れを分析する
売上、人材、商品、財務等がどのように変わってきたかをみる
過去から現在までをみればこれからの4~5年は予測がつく
②業界全体の過去から現在までの市場の変化を分析する
③自社の分析。業界全体でのシェアや、強み弱みを分析する
④世の中がどのようにへんかしてきたかを分析する
客の消費行動、景気、海外、外国企業、人口構成。この項目に合わせて分析し、戦略を立てる。

以上4つの項目をあげてみたが、実際は中小企業には必要のない場合が多い。この分析をして計画を立てることは、テンポス程度で時々、あさくまだと年に数回、子会社なら、余計なことをしないで少しでも売ってこい!!となるわけだ。