部下の成長を喜ぶ。福岡エリア、岩橋所長

福岡エリアの岩橋所長から私宛のメール

御疲れ様です。

私の戯言です・・・。

本日、バスターズ福岡店ステルス始動、私が市内の現場にて現調している最中、初めて私の指示以外で飛び込みする風景を見かけました。
他人事と思っていたがその風景にとても嬉しい気持ちになりました。殆どが、一人での外販活動だった私はつい最近、部下を持たされ、部署のリーダーになってから
部下を見ることはありましたが、それ以外の風景は見ることはありませんでした・・。何故、嬉しく感じたかはわかりませんが、瞬間の気持ちでした。

しかしながら、帰社すると、やれ給与体系が決まっていないだの、営業車がないだのの話が店内では行われていました。これこそ、羊だと感じました。
私がバスターズにて店内営業をしている時、これほど宝の山のような環境はない、外に出て売るまでの時間はそうかかりませんでした。
その時は、車がどうだとか、給与がどうだとかではなく、店内にいることは仕事の中で変化が殆ど無く、退屈でしたし、店をつくるとはいいつつも、現場での
ポジションは非常に低く、自尊心を深く傷つけました。
殆どの社員は店にいる環境の中で慣れすぎ、いつしか外に出ていくという事に抵抗を感じ、車だの情報だの・・・。100%車・情報を与えても数字は
上がらず、また不満を言うだけだと思います。羊・・・、ようやくわかってきました。

夜のミーティングにて

TTK福岡は現在4人で粗利は約500万、まだまだ諦めない。月中にして、粗利500万超え着地予測・単純計算でいくと粗利1000万も手が届くがそれは無理。
その覚悟が出来ていない。今までの活動にその準備・心構えが出来ていなかった。いつか1000万やるでは無く、今月は勝負の月だった。先月・先先月より
部下のフォローにもっと時間を費やすべきだった。自分の中で勝手に限界地点を決めていた。自分の数値に偏重し過ぎのを理由に甘えていたかも・・・。
とはいっても、今月は過去の営業所の数値としては一番良い。中身がない。
・岩橋300万 石松200万 井樋口60万 宮崎2万

石松司会 本日の行動結果を御願いします。
宮崎  今日は飛び込みしてました。案件はゼロです。以上
石松 はい 次
岩橋 ちょっとまて、今のは何だ!では何故、お前は一番最初に帰社しているんだ!お前の仕事の終わりはどこだ?暗くなったらか?寒くなったらか?
宮崎 ・・・。
岩橋 黙っているとやる気がないと見なされてもしょうがない、仕事の終わりはどこだと聞いてる!ハートの問題だろ!
宮崎 ハートですか?
岩橋 お前は昨日のミーティングで、名刺を30枚もらってこいと約束しただろ?売ってこいとは言ってないだろ!名刺は何枚だ?
宮崎 ゼロです。
岩橋 今から中洲いってクラブまわってこい!今日のゴールは名刺30枚だ!やると言ったらやりきるまで止めるな!
宮崎 はい!
岩橋 営業所が良くても1人だけ悪いなど認めない、絶対に腐るな!中途は3倍やらなきゃ評価されない!
俺はミーティングには毎日入らないのは、本気で取り組むとお前ら3人みんな辞めてしまうからだ!

といった、風景が夜、行われました。家に帰って言いすぎたかもと後悔・・。
羊が4頭(私を含めて)・・。

オオカミになる道はまだまだ遠い・・・。
アスリートの集団になりたい。

以上

*言葉に失礼がありましたら申し訳ありません。

TTK福岡   岩橋

岩橋よ!
嬉しいな~、お前は個人ではテンポス1位の実績を上げている。そのお前が自分の実績を上げながら、マネージャーになろうとして取り組んでいる様子がよく分かる。
将来を高らかに謳い上げるマネージャーはいくらでもいるが、個人で200万も300万も上げながら人を育てているマネージャーはいない。
狼に育てよ
辞めさせるな!辞めても良い!
狼に育てるには、何時も、辞められても怖くはないし辞めても良い。と腹を決めて、尚且つ辞めさせない。
この狭間の中で悩みながら育てていけ!
優しいマネージャーの元で狼に育つ部下はいない。
傷つかないように、やる気を出させるって事は難しい。
時には傷つく事もある、そのせいで辞める事もある。
育てる人にとっては辛い事ではあるが、怖れるな!
厳しいだけだと、牙をむき出しにした乱暴な狼にしか育たない。
目指すべき優しさとは、人の気持ちを理解できる優しさを持った狼に育てる事だ。

今の日本人は2種類にわかれる。
俺の若い頃は、世界に出て行こうとみんな思っていた。
いつか車を買おうとみんな思っていた。
結婚して家を買おうと思っていた。
国民の目指す方向が一緒だった。
「今より良く」これが合言葉で全体が「前向だった」
育て方も「上を目指そう」でやれば良かった。

今の日本
二種類の日本人は前向きと現状維持。
問題は大部分の現状維持が口では前向きな事をいう。
育てる方は個人面談で前向き発言に騙されてしまう。
前向き発言をする現状維持派は、自分は前向きだと思ってしまっているから、上司は混乱してしまう。
行動を見ていれば直ぐわかるが、前向きな事を言われるとつい期待をしてしまい、いつかやってくれるようになるだろうと、グズグズと判断を先延ばしにしてしまう。
厳しく育てる時にこのグループに関わる事が、マネジメントする上で一番の課題になってくる。
二種類の人種がいると思ってれば、判断を誤ることが減る。

モチベーションだのやる気を出させるだの、そちらを優先して育てようとすると、口先前向き人間の多い職場になってしまう。
厳しく接することは、リトマス紙の同じで、前向きな人と口先前向き人間とを見分ける、方法である。
もう一つ難しいのは、口先前向き人間も使わなければ人がいなくなっちまうという現状。

岩橋が悩むことは今の俺も悩む。