思い切ってエアコンのスイッチをオンにしました

女房が堪忍袋の緒が切れたと 遂にエアコンのスイッチをオンにしました。
寝室が涼し~っい!
「幾ら堪忍袋が切れたからって、19度はやり過ぎじゃないかい。29度にしておけ!」
「この期に及んで、何をグチャグチャ申しておるか!えーいっ往生際の悪い奴め!」
俺をひとにらみして、リモコンのスイッチを、更に低い温度にした。
「わっはっは、思い知ったか、馬鹿目~っ」
女房は雄叫びをあげて、スイッチを振り回している。
「やり過ぎだ~寒いよ~。お代官様、何もかも私が悪うございました。先程の返事は嘘でございます。女房殿の食い残しのアイス最中を食ってしまったのは私目にございます。そればかりか、
冷蔵庫にあるハーゲンダッツは、既に中身は御座いません。」
「おのれ!こうしてやる!」
更に温度を下げられて、毛布無しではすごせない事になりもうした。