人事部長殿

マイスター審査に参加しないパートのいる店長に(マイスターとは、パートの作業のレベル審査)
「東京に行ってる間に、子供に何かあったら会社で責任持ってくれるんですか?」と言われ
たじろいでいた店長。
周りのパートにそうだそうだと言われ、めげてしまい、結局参加させられなかった店長

人事部長から通達をした。
「東京での研修中に何かあったら、会社が責任持ってくれるかと言われたら、
正社員はいつでも出張している。正社員の家族はどうなると思っているのだ。
パートの家族だけ特別扱い出来ない。仕事中の留守家族の事故の面倒を会社が見る事はない。
必要があって研修しているのに参加しない人には、よく話し合って辞めてもらえ。
尚これからの採用時には、研修に参加出来るか確認する事」

高飛車な通達で国民感情逆なでの文章!立派なもんだ。
俺ならこう言うよ。
パートの皆さんへ
テンポスが、100店のコンビニだとする。君達はコンビニの店員だ 。
調べてみたらセブンイレブンは惣菜を始めた。
我々もセブンイレブンの惣菜に勝つために、揚げ物でもやろうと思うがどうだろうか。
そのために二つのやり方がある。どちらがいいか決めてくれ。
A案 出来上がった揚げ物を仕入れるか
B案 店内を少し改装して、出来上がったばかりのものを売るか。
大概の人はB案に賛成する
「店で作るとして A案 今いる店員が作る練習をして、できるようになったら売る。
B案 今いるパートの中で作れる人だけ残して、出来ない人は辞めてもらい、できるひとを採用する。」
大概の人はA案に賛成する。首にされるよりもその程度のことは、練習すればできるようになる。と言わせたあとで、「テンポすは、実際にはコンビニではない、だから天ぷらを揚げる練習をする訳ではない。
今の売り方を続けているとだんだん売り上げが下がってくる。陳列 値付けだけしていた人たちにも、少しづつ商品知識を身につけて、接客してもらいたい。むつかしい事ではない。天ぷらの練習よりも簡単だ。
売る練習をしてもらいたい。その練習がマイスターと言う。これに参加して腕を上げて来てくれ」

全く同じ事が二年前にあった。「高齢者研修」
人事の長崎が高齢者研修の責任者
実行するに当たって長崎に厳命して置いた。
「都合がつかないとか何とか言って参加しない人がいるから、5回に分けて行う。
5回とも都合がつかないと言わせない。5回とも都合がつかない人は辞めてもらう。辞めるつもりの人は参加しなくて良い。」
と言って研修を始めた。案の定5回終わった時点で28名が研修を受けなかった。
長崎に即28名から、辞表を貰えと指示をした。一週間後、誰1人辞表を出してこないと言うより、長崎が出させられなかった。
「私の徹底が悪く、辞めさせるのは酷です。」などとぬかした。
「ふざけんじゃ無い、だから最初から5回のうちどれかに出させろと言っただろう」
「もう一度チャンスをください」
「よし!わかった。今俺の見てる前で28人に一人一人ここで電話しろ。辞めるつもりの人は参加しなくてもいいですと言ってある。貴方は参加しなかったので辞める積りだと思いますので今日辞表を出して下さい。もし辞めるつもりがなく、知らん降りをしていたのなら、謝罪文を会長に書いてください。許されたらもう一度研修を行います。但し今度は、旅費宿泊費は自費です。二日間は休日扱いです。」辞める1人を除いて残りは全員参加した。