タメ口と、セクハラの考察。

セクハラ男が社員のなかに、3人いた。
我々セールスマンは、「ノウ」と言われた時から始まる。と叩きこまれて来た。
客が、来るなと言われたからって、そんな事を間に受けていたら、訪問先がなくなってしまう。
何時もの取引先から買うから、と言われたからって、事実かどうかわからぬ。
もう発注した、と言われたからって、どこに発注したか調べる。。
客が否定的なことを言った場合、すべて嘘と決めている。
客がチョットでも、希望の持てることを言えば、それを頼りに買ってくれる迄訪問する。
しつこいと水をかけられたら、避け方が下手だな~と反省はするが、しつこく無くて、営業になどなるもんかと、決意を固める。
女を好きになったら、何時も明るい未来が待っている、楽天家は、何回「ノウ」と言われようと、相手は、俺の事を好きに決まっている、恥ずかしいので、「うん」と言えないだけ。と思い込んで。
寝ても覚めても、彼女の事を考えている、電車の中、見積もり中、会議中、商談中
目を空いている時間が、17時間あるとすれば、8時間は、彼女のことでいっぱいだ。
普通の関係の場合。
会社の同僚の事を考える時間は?
仕事に絡んだ時にしか思い出さないから、1日で10分くらいのもんだ。
のぼせている方は、8時間×30日=240時間 一ヶ月で240時間考えるのに。
もう一方は、10分×30日=300分 5時間だ
240÷5=48倍の速さで時間が進む。
彼女は一ヶ月経ったのに、男は48ヶ月つまり、4年経った。
なんでもない関係の、独身上司。
武田さんて呼んでいたのが、2週間後には、頼子さんになり、一ヶ月後には、頼子になってしまう。
男の立場になれば、至極健全な、精神の変化と言える、なにしろ、4:年経ったのであるから。
武田さん、にして見れば、一ヶ月で、頼子なんて呼びづてにされたら、特別な関係と思われるし、第一この変化についていけなくて、気持ちの悪いことになったもんだと思ってしまう。
恋い焦がれている人と、なんでもない人の時間の進み方の差を
アインシュタインは「相対性理論」と世に発表した。
思い続けると、妄想だらけの毎日で、何時しかキス位はした様な気になっちまう。
メールも冷静なうちは、ありきたりの事だったのが、楽しかったデートのメールなど送ろうものなら、
セクハラ、ああっ何と言うおぞましい言葉だ!
善良な男のセクハラは、こんな事情。
善良な男は、女の経験が少なくて、相手の困惑を、理解出来ない。
だめ!あんたなんか嫌い!もう来ないで!
本当そう思って言ってるのか、この見極めが出来ない。
男の方は、一直線なだけに、余計に始末が悪い。
女の反応で判断が出来ないのだから、相思相愛以外は、危険な行動を誘発してしまう。
ここんところが、重大なポイントである。

タメ口男の困惑
タメ口をきくと、しょっ中上司や、客先からお叱りを頂く社員がいる。
相手のタメ口許容値を、掴み方が悪くて、えらい謙ってみたり、かしこまってしまったり、逆に、相手が気を許した様な話し方をされた途端、タメ口をきいてしまう。

セクハラ男も、ため公も、人の気持ちを理解しようとしてこなかったツケが、でている。
本人にしてみると、何で相手が、いきどうっているのか、判らない。
この辺の呼吸をよく掴んでいる人は、ブログのコメントや、FBのコメントでも、軽口を叩き会えるわけだが、この微妙な感じを理解しない堅物は、軽口兄さんや、タメ口姐さんに、
説教を与えてしまう事になる。
FB友達は、あった事もないのに、コメントの交換を通して、バーチャルフレンドと言う、新しい関係の友達で、余命数年といわれている俺にとって、老後の楽しみであるわけで、
微妙な感性を理解しない、堅物が、大森下になんて口聴くんだなどと、軽口を叩いている私のFBフレンドに、説教などしない様に、ひとつそこんとこよろしくお願いします。
あった事もない様な女性と、軽口をたたき合えるたのしみを、説教などして、奪わないで頂戴。