育つと育てる。

環境を作ってやれば、人は育つか!
私の発言は、いつでも、ビジネス上の見地に立ってものを言っている。
如何にしたら、ビジネスゲームが、上手になるか、を指導している。
全人格的な、人間性を論じているわけではない。
環境を、作れば人は育つか
まさに、ビジネス上の、視点にしぼりこまないと、理解を、あやまることになる。
学校教育と違って、コストパフォーマンス、人は育つが、時間と手間がかかり過ぎる場合は、
環境を作っても、人は育たないと、断じざるを得ない。
ここで理解が浅いと、環境を作らないんだ。と判断してしまう人がいたら、お馬鹿さん!
環境を作らないなどと、一言も言ってない。
短い時間の中で、環境を作って育つのを待つほど、悠長なことは言ってられない。
我々が育てるには、「効果的な育て方」につきる。
どんな育て方が、効果的か?
対象相手は、凡人! 室伏広治では、決してない。
凡人を、限られた時間の中で、効果的に育てるには。
やる気
やる気のない人に、やらせるのは、非常に効率が悪く、そもそも、やる気のないような人を、採用することが間違いで、
エネルギーの無い絶滅危惧種を、採用してはいけない。
ところが、やる気の無いということが、エネルギーはあるが、考え方が、違っていて、やる気につながらない場合がある。
人生は、苦労して苦労して、やっと報われる。報われない時の方が多い。
このな考えだったら、上達する為の努力を、厭わないが、
チャンスを掴んで、成功したいと、考えている人に、積み上げて行く努力をいくらすすめても、苦痛なだけで、成果は出ない。
このタイプの人は、チャンスを探すことに、エネルギーを使い、技術
知識の、積み上げの様な、地道な事には、エネルギーを使おうとはしない。
このように、考え方が違っているが、エネルギーはあると言う人の場合は、ものの見方考え方を教育して、エネルギーの使い方の、ベクトルを揃えさせないと、教育の効果が少なくなってしまう。
考え方のベクトルがあっている場合の育て方
我々のいる世界は、実業界といわれている。
学問、研究の世界ではない。
ドラッカーは、マネジメントは、成果をあげるためにある。と言う。
実業界での成果は、利益をあげる事に尽きる。
育てると言う事は、成果を上げられるようにすることで、出来る用にする。
出来る様にするには、自転車に乗れる様にするには、乗る練習を続ければよい。
教える事はあまり無い。ひたすら、練習をし続けるだけである。
教育というと、座学 が多いが、座学は、教えることで、練習はない。
実業界は、出来る様にすることで、知識を積み重ねることではない。
つまるところ、練習をし続けることになる。
商品知識を身につける、身につけてどうする、知っていたって意味がない。
客に説明できるようにすることである。商品知識の勉強は、説明する練習につきる。
かって、冷蔵庫の勉強をするのに、メーカーの部長にお願いして、二時間の講義をしてもらった。
冷媒に加圧すると、液体になる。その液体を気圧の低い部屋に持っていくと、気化してガスになる。
その時に、周りの空気を冷やす、気化熱を奪う。冷えた空気をファンで、冷蔵室に送り込んで冷やす。
此れが冷蔵庫の原理、
まてまて、こんな事を覚えて、店頭で、客に質問される回数は何回あるってんだ。
おそらく一生ないと思う。だったら覚える必要無い。
テンポスは、知識は、説明する練習につきる。説明する必要のない事は、覚えてはいけない。
お前たちの脳は、直径3センチしかないのに、余分なことを覚えてしまったら、必要なことをいれる場所がなくなってしまう。
店長会議も、社長が方針を発表すると、店長は、店に帰って従業員に、説明しなければいけないのだから、すかさず、説明練習をする。
支店のある大学に、採用の訪問せよといえば、その場で全員で、会社説明の練習をする。
昨日も練習、今日も練習