空想に走る

空想も50年以上やっていると、短時間で没入できるようになる。
友達の子供の披露宴、子供がお母さんにお礼の手紙を読む。

よくある場面。その内容がつまらないと、自分で凄く苦労した生い立ちを空想して、

やっと披露宴で恨んでた母の誤解が解けて、

今までの私の態度、「ごめんね。」泣きながら手紙を読む。

出席者もみんなもらい泣き・・なんて場面を空想して、

自分の作った話でひとり泣いていると、

まわりの人は不思議そうな顔をして、覗き込んで、

「森下さんは感動しやすいひとだねえ」と言うが、自分の作り話に感動して泣いているだけ。